はじめに
機関区への入出区などで機関車のみで運転される列車のことを、俗に「単機回送」と言うことがあります。国立国会図書館デジタルコレクションでこの用語を検索すると鉄道趣味雑誌のほか国鉄職員が執筆した雑誌記事のなかにも登場することがあり、昔から部内でも用例があったようです。
現在の列車回数は旅客・貨物・小運転・単機回送など併せて片道122回、線路容量は133回あるが、中国支社5カ年計画によると、列車回数は下表の如く、
「幡生・下関地区改良計画」江島淳・中川章 交通技術1962年11月号(著者は国鉄本社建設局停車場課の方である。)
しかし実は、この用語は列車種別としては間違いであるというのはご存知でしょうか?