8月12日(日)発売『配線略図で辿る首都圏の回送列車』

車両基地3

東京地下鉄上野検車区

東京地下鉄上野検車区は、銀座線の車両基地で上野駅から分岐する地上地下2層式の車両基地である。今回は車両基地入口の踏切から地上部の配線を調査した。

東京地下鉄上野検車区配線略図
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上野検車区踏切 14:55

上野駅の改札を出て、北方に歩くこと数分。脇道になにやら水色のゲートが見えてきました。

車庫前踏切
三車庫前の踏切

この何やら物々しい踏切が上野検車区の入口となります。まずは踏切から上野駅方を見てみます。

上野方
奥が上野駅
上野方線路
トンネルの中へ

踏切と線路の間は、高さ2メートル弱の柵で仕切られています。銀座線の線路脇には直流600Vの電気が流れる第三軌条があり、不用意に立ち入ると命に関わるためです(それにしては柵の高さが低すぎるようにも思えますが)。この柵は係員の操作により自動で上下に開閉するようになっています。先ほどの水色のゲートはこのための設備だったようです。

踏切の先では、線路は急勾配で地下に潜り、地下部留置線からの線路と合流して銀座線に接続します。

保線材料線
保線材料線

地下への線路の隣には保線用材料線があります。こちらは高圧電流が流れていないためか、ホームセンターでも売っていそうな簡易な折りたたみ柵で道路と仕切られています。線路脇には保線車両に積み込むためのレールやポイント部品が積み重なっていました。

車庫方
車庫方の柵
車庫全体
車庫全体

続いて反対側の車両基地です。基地構内は右側から研修線3線、留置線というレイアウトです。やはり限られた敷地に留置線を確保するために、ポイントはかなりの急曲線に見えます。

研修線
研修線

研修線にはモーターカーと1000系1編成が停まっています。

留置線
留置線
留置線
1000系が清掃中

その横では01系と1000系が1編成ずつ留置されています。1000系は手洗いで清掃中でした。銀座線にはここ上野の他に渋谷にも車両基地がありますが、どちらにも自動清掃設備をつくる敷地が無いのでしょうか。

車庫の奥側は3mはありそうな高い柵で囲まれていて観察は難しそうでした。また、この地下にも留置線がありますが、調査する術がないので配線略図を書くことはできませんでした。今後見学会などの機会があればいいのですが……。

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調査日
2014年6月10日
公開日
2014年8月31日